【読書】凡人のための地域再生入門
木下斉さんの「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」を読みました。
地域再生という内容に興味があったものの、ビジネス書はあんまり得意ではないなぁ、と思って読み始めたが、この本は小説の形になっていてすごく読みやすかった。
小説の中で成功・失敗の結果やプロセスがすごくわかりやすく、また重要ポイントの注釈やコラムが非常に面白くためになる。
主人公が自ら道を切り開いていく物語の中で、資金調達や事業内容の決定、事業の拡大などわかりやすく面白く描かれている。
特に、公共事業での補助や支援政策で建てたハコモノが自治体の足を引っ張っていることや、補助金頼みで運営を行っている半官半民企業やその施設があること、また中長期的な採算を度外視し目の前の国からの交付金ありきでの新たなハコモノの建設など、うちの街でもズバリ当てはまるダメな例が挙がっていて、ドキリとした。
また、とにかくまずは小さなことでも始めてみることが大事だということがわかった。
今、地元で面白いことをやっている人と交流したり、イベントに参加することからまずは始めてみたい。
最後に、とりあえず今回は図書館で借りて読んだけど、この本はぜひ購入して何回も読みたいと思う。
初めてのブログですが、こんな感じで色々思ったこと、感じたことを書き留めたいと思います。